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60年代に誕生したQUADの名機303パワーアンプ
新世代の音楽ファンを喜ばせるためにレトロ・モダンの装いで蘇る
トランジスタ・アンプ設計におけるブレイクスルーである「トリプル出力段」設計は最新の回路部品によって新型QAUD303では「シンメトリアル・トリプル」デザインとしてアップデート。
「シンメトリカル・トリプル」はオリジナルと比較すると完全に対照的な出力段を提供し静止電流を出力トランジスタの温度に左右されず、
それにより歪は安定性を犠牲にすることなく極めて低いレベルまで低減されあらゆる条件下であってもダイナミックにこの性能を維持できます。
新型QUAD303は一目でそれとわかるデザインでありながらスマートに改良が施されています。フロントの特徴的なヒートシンク・フィンは8枚から10枚に増えたがオリジナル同様に垂直方向(縦置き)のレトロ・モダンなデザインはそのままで細部は最新のパーツに変更されています。
またQUAD303のAB級設計回路は徹底的に見直され新型QUAD303のために開発された200VAの低ノイズ・トロイダル・トランスを含む回路パーツは最新技術で改良が施されています。
オリジナルのQUAD303は8Ωでチャンネルあたり45Wの発揮でしたが入力感度の低いスピーカーでは十分なパフォーマンスが出せませんでした。
ですが現代のトレンドに合わせてワット数を大幅に引き上る改良はしませんでした。コンパクトなフォームファクターの中では回路や特性自体が変わってしまい、もはやQUAD303ではなくなってしまします。
新しいQUAD303においては定格あたり8Ωで50W、4Ωで70Wです。駆動性能を変えず最も要求の厳しいスピーカーを駆動するには2台のブリッジ・モードで接続するアップグレード・パスを提案します。モノラル駆動することにより定格出力はチャンネルあたり8Ωで140W、4Ωで170Wになることで魅力的で繊細さを損なうことなくサウンドの力強さとコントロール性を高めることが可能になります
Core Technology (主な技術) | ●クラスAB級ステレオパワーアンプ ●QUAD303シンメリカル・トリプル出力段 ●カスタム200VAトロイダル・トランス ●ステレオ/ブリッジモード選択 |
Input Connection (入力接続) | ●1系統 RCA ●1系統 バランスXLR |
Output Connection (出力接続) | ●1系統 12V Trigger ●1系統 ステレオスピーカー ●1系統 12V Trigger(link) |
Gain (ゲイン) | ●+29dB |
Rated power Output (定格出力) | ●Stereo(8Ω):2x49.5W(THD<1%) ●Stereo(4Ω):2x70W(THD<1%) ●Bridge(8Ω):2x140W(THD<1%) ●Bridge(4Ω):2x170W(THD<1%) |
Frequency Response (周波数特性) | ●20Hz-20kHz(+/-0.3dB) |
THD+N (全高調波歪み率) | ●<0.002%(1kHz) |
Input Impeadance (入力インピーダンス) | ●15kΩ(Line) ●22kΩ(XLR) |
Input Sensitivity (入力感度) | ●700mV rms(Line) ●1.5V rms(XLR) |
Signal-to-noise ratio(S/N比) <A補正> | ●>108dB |
Max Output Current (最大出力電流) | ●10A |
電源電圧 | ●100V 50/60Hz |
消費電力 | ●330W(スタンバイモード0.5W) |
サイズ | ●120mm(W)x176mm(H)x325mm(D) |
重量 | ●8.4kg(net) |
本体価格 | ●¥278,000【税別】 |